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個人のケンカイ。シュカン。

#1🌫ループ

片親家庭のしんどさ、最近痛感する。

シングルマザー、って言った途端聞き慣れた言葉で漂う憐憫な空気や目線を感じちゃって、同情して欲しくない気持ちから自分も今までスルーしてきたけど、やっぱり深刻かもね。文房具が買えないとか、学校に行けないとかそんな貧困状態じゃないけど贅沢な暮らしはできない、グレーな貧困。ピンからキリまで多様性が混在する大学の中で生きてるから尚更自分のバックグラウンド意識するね。仕送り何十万とかバイト未経験とか社長の息子さんとかね。仕様がないことです。誰のせいでもない生まれた瞬間から決まってるからね。ただ、あなたにもわたしにも家庭環境があって、そこから価値観が構成されていくプロセスが違っただけなのに

国際協力に関心持っただけで「意識高いね」て言われるのはどうなんだろ。

多分それくらい社会(とりわけ大学以上の社会)では稀で共感されにくいってことなのかな。

 

奨学金何百万返済してく覚悟はある。でも介護の領域で夜勤をしている母を見てると、お父さんがいたら今の仕事辞めさせてあげられるのにな、とか授業料や家賃手伝ってもらいたかったな、て悲しくなる。お金が原因で選択肢や可能性、成長機会を狭めてしまう子はやっぱり多いだろうね。カラダ売る子の気持ち分からなくもない。

 

自分の経験からも、中高生向けに性教育性教育だけじゃなくても、日本の相対的な貧困や教育格差を含む社会課題)関連の授業を届けて、知ってもらうことから始めていきたい。

日本は世界と比べて性教育遅れてるって言われてる。現場の先生方は、過労と業務過多で手が回らないのか余裕を持てないのか、そもそも必要性を感じていないのか。もし、前者ならお手伝いしたい。

経済的にも精神的にも未熟な状態で安易に子どもを授かることで、その後の子どもの自由が制限されたり、育てる側の余裕がなくなると言葉と身体の暴力の矛先が子どもに向く事もある。そんな風に育った子どももまた、親と同じような親になることが多く、循環は止まらない。

 

命を授かることは、奇跡的で幸せなことだ。

だからこそ、重大さやリスク、避妊方法をきちんと伝えていくことが大切だ。そして、いつか、授業を受けた子どもたちにパートナーが現れた時、授業の内容を活かしてもらえたら本命だし、親になった時は、子どもたちに自分なりの言葉で性を伝えてもらいたい。親から子ども、その子どもから子ども、その子どもから子どもへ、、、と後世に向けて知恵が繋がれていく。自分が生きてる内はこの循環を止まらせたくない。

 

自分のストーリーを美談にしてくつもりで、

エネルギーに変えてやりきろう。

 


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写真全く関係ない。クリムト展良かったー。